トヨタ・モビリティ基金(TMF)は、インドネシアで新型コロナウイルスの検体を輸送するオンデマンドサービスを始めた。ジャカルタ首都特別州の北ジャカルタ地区、西ジャワ州ブガシ地区にある6つの医療機関を対象に、検体を運ぶ医療従事者からの輸送予約を受け付け、最適なルートで4台の車両を運行する。トヨタアストラモーターとトヨタ・ダイハツ・エンジニアリング&マニュファクチャリングも協力する。6月から3カ月間、実施する予定だ。

 TMFはタイやフィリピンでも医療従事者向けオンデマンド輸送サービスを提供している。