今年の旅客自動車運送業界は、オリンピック・パラリンピックの開催を控え〝おもてなしの最前線に立つ業界〟との誇りを胸に期待を高めていました。インバウンドを中心に旅客増が見込まれ、特にバス業界は、オリパラ関係者輸送で車両数2千台、運転者数3千人を集めるなど準備を進めてきました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大が業界の状況を一変させています。外出自粛の…