JVCケンウッドは18日、ケンウッドブランドの新型ドライブレコーダー「DRV―MR450」を6月下旬に発売すると発表した。あおり運転などのトラブルが社会問題となる中、前後両方の撮影が可能な新製品でドライバーの安心につなげる。

 前後2つのカメラはF1・8レンズを採用し、フルハイビジョン録画に対応。明るく高画質な撮影を可能とした。広視野角のフロントカメラはHDR(ハイダイナミックレンジ)機能を搭載して、明暗差が激しい環境での白飛びや黒つぶれを低減する。リアカメラは3段階で設定可能な「スモークシースルー機能」を搭載して、リアガラスがスモーク仕様でも鮮明に撮影する。

 最長24時間の駐車監視録画などの記録機能や、前方衝突警告、車線逸脱警告などの運転支援機能も充実させた。独自の記録システム「SDカードメンテナンスフリー機能」を搭載し、SDカードのフォーマットを不要とするなど、万一の際の記録エラーも低減した。

 価格はオープン。交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度に対応し、登録から1年以内の交通事故で製品を買い替える場合に一律4万円が支払われる。