主要化学メーカーの2020年3月期決算は、ナフサなど原燃料価格の下落による市況悪化や自動車向け製品の販売減少、新型コロナウイルス感染拡大による世界経済の低迷などが主要な減収要因となり、最終損益を押し下げた。コロナ禍の影響は20年度上期を中心に業績の大きな下振れ要因となるが、需要増が期待される次世代自動車関連事業に注力する企業もある。「半導体が期を…