ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、クリスチャン・ヴィードマン社長、東京都千代田区)は14日、BMWモトラッドからクルーザータイプの新型オートバイ「R18」を発売すると発表し、同日から受注を開始した。2020年第4四半期以降の納車を予定する。専用のデザインと装備を施した期間限定車「ファーストエディション」も設定した。

 往年のモデルを参考に設計したフレームはカスタム性を重視し、分解・交換しやすいパーツ構成とした。新開発の1・8㍑水平対向2気筒エンジンは最高出力67㌔㍗(91馬力)で、幅広い回転域での高トルクと深みのあるエンジン音を発生させる。走行モードを「レイン」「ロール」「ロック」の3つから選択可能としたほか、「キーレス・ライド」やETC2・0、グリップヒーターを標準装備。オートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)やエンジン・ドラッグ・トルク・コントロール(MSR)も標準装備して安全性を高めた。

 価格はR18が254万7千円(消費税込み)。先行予約キャンペーンを実施し、7月31日までの購入予約者に税別1万8千円相当のBMW純正アクセサリーと交換可能なクーポンをプレゼントする。