マツダは台数・売り上げ成長とブランド戦略の両立をどう維持するか試練を迎える

マツダが積み上げてきたブランド価値を死守できるか、瀬戸際に立たされている。新型コロナウイルスの感染拡大で新車需要が落ち込む中、6月以降も国内外で生産拠点の稼働を一時停止するなど、生産調整を実施して在庫水準の適正化に注力している。在庫が増えれば値引き販売が横行し、2012年から「CX-5」の市場投入を機に展開してきた商品主導で成長するブランド戦略が…