検察庁法の一部改正案が物議を醸している。世の人々が問題視するのは、内閣や法務大臣の裁量によって検察官の63歳の役職定年延長、65歳以降の勤務延長が可能になること。法の番人たる検察官の人事を政権が恣意的に操るようになるのではと心配されている◆小学生の時、民主主義の根幹だと教わった三権分立を揺るがしかねない改正案だと感じる。我が国の政府の長は、児童で…