2019年度の都道府県別軽乗用車販売台数で、ダイハツ工業が32都道府県で市場シェア首位を獲得した。前年度実績を上回ったのは13道府県で、北海道など4道県でスズキから首位を奪還した。19年7月に全面改良した「タント」の販売増がシェア拡大に寄与した。スズキは、完成検査問題の再発防止策で生産スピードを抑制したことも影響し、思うように販売台数を伸ばすこと…