マツダは27日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて医療機関へのマスク提供など支援策を発表した。本社や工場がある広島県や山口県などに対し、備蓄しているマスクを計3万枚提供した。マスクは提供先から地域の医療機関に送られる。

 同社の情報発信サイト「マツダニュースルーム」に新型コロナ関連の対応を掲載している。医療機関への支援はマスクの提供に加え、防護服の代替え品として従業員から募った未使用の雨合羽やレインコートを約550着提供した。医療用フェイスシールド生産の準備や軽症者移送車両の提供も検討しているという。