スバルは27日、稼働を停止している群馬製作所(群馬県太田市)で追加の生産調整を実施すると発表した。当初の予定通り、5月11日に生産再開するものの、29日まで昼のみの1直体制で稼働する。完成車を生産する本工場と矢島工場は従来、2直だった。海外の需要低迷や部品調達網、販売活動への影響が継続しているため、生産ペースを落とす。

 パワートレインを生産している大泉工場も完成車工場の生産ペースに合わせて生産調整する。稼働日ベースで15日間の生産調整となる。群馬製作所の3工場は4月9日に稼働を停止。停止前の1日あたり平均生産台数は2300台だった。