独化学メーカーBASFは、自動車用オイルフィルターなどを開発・販売するヘングストと共同で、オイルフィルターモジュール「ブルー・オン」を開発した。

 新製品は、フィルターハウジング、エンジンへの接続エレメント、フィルターエレメントの3つのパーツで構成され、フィルターハウジングなどにBASFが開発した高性能ガラス長繊維強化樹脂「ウルトラミッド・ストラクチャーLFX」を使用している。

 同素材は、高負荷環境での安定性や耐久性で金属と同等の性能を追求。ハウジング部は着脱できる仕様とし、エンジンオイルを交換する際は、フィルターだけを交換することができる。従来のユニットを全交換する方式よりも環境負荷が低く、樹脂を使用することで軽量化できる点が特徴。このモジュールは、欧州でオペルなどが採用している。