(一社)日本自動車工業会 常務理事、(一社)日本交通科学学会 理事 和迩 健二

運転支援機能による予防安全では、ドライバーの認知、判断、操作の特性を把握しながら技術開発を進めることが必須となってきたが、レベル3やレベル4の自動運転となると、道路走行や事故時の運転に係る大量のデータを総合的に活用した高度な技術が必要となる。そして、自動走行システムからドライバーへの運転引き継ぎなどを安全に行うために、ドライバーの状態をモニターす…