松崎町の実験で、低速走行する自動運転実験車の後続で渋滞が発生(写真は静岡県交通基盤部提供)

地方自治体で自動運転の実証実験が活発化している。都市部以外では人口減少が加速し、バスなど公共交通機関が規模を縮小して運行するほか、撤退したケースも見られる。地域活性化のためには、交通弱者も快適に生活を送れる交通網の整備が必須となる。近年、企業や地方自治体、大学が連携し、自動運転バスを長期間で試験運用するなど、実用化が現実味を帯びてきた。静岡県が今…