乗用車の保有率が伸び悩んでいる。日本自動車工業会(自工会、豊田章男会長)がまとめた2019年度の「乗用車市場動向調査」によると、全世帯に占める乗用車保有率は79・8%で、17年調査から上昇したものの、最高水準を記録した13年をピークに減少基調が続く。ユーザー層の変化や保有車のダウンサイズ志向、保有期間の長期化といったトレンドが続く中、今後どのよう…