1949年に施行された運輸省令の車両規則の中で「軽自動車」が初めて定義されてから約70年。この間、規格改定やプレーヤーの参入、撤退を繰り返し、軽の保有台数は現在までに3千万台を超える規模に拡大した。一方、足元では税制のメリットが薄れる方向にあるほか、経済性が求められる軽にとって電動化や自動化へのハードルも高い。生活の足として人の移動を支えてきた軽…