自動走行データの基盤情報取集を担う金沢大学の実験車。最終的に実証実験に参加する自動運転車は100台にのぼる見通し

内閣府主導の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)による自動運転の実証実験が新たなフェーズに突入した。首都高速道路を舞台に、路側無線装置などインフラ側の情報を活用して、高速道路本線への合流をスムーズに行う技術手法の確立を目指す。高度な自動運転の実用化には当面、インフラから得られる情報の活用が不可欠との見方が強い。今回の実証実験は世界初の取り…