スズキ、新開発の冷却方法を採用した二輪車「ジクサー 250」を国内発売

  • 自動車メーカー
  • 2020年3月24日

 スズキは新開発の油冷エンジンを採用した二輪車「ジクサーSF250」「ジクサー250」を国内で販売すると発表した。燃焼室外周の通路にエンジンオイルを流すことで冷却する新たな「SOCS(スズキオイルクーリングシステム)」を採用し、高回転・高出力かつ優れた燃費性能を実現した。SF250を4月24日、250を6月17日に発売する。

 新開発の250cc単気筒エンジンは従来の油冷式から冷却方法を見直し、燃焼効率向上や軽量化、フリクションの低減を図った。最高出力は19キロワット、最大トルクは22ニュートンメートルで、燃費は1リットル当たり45キロメートルとなる。

 フルカウルのSF250は前傾姿勢で重心を下げたスポーティーなデザインを採用した。一方、ネイキッドの250はコンパクトで凝縮感のあるデザインとした。インドで生産し、日本に逆輸入する。価格(消費税込み)はSF250で48万1800円。

関連記事