西川ゴム工業は、不良率の引き下げに人工知能(AI)を活用する。現在は国内工場の主要各工程にセンサーを取り付けて集めた製造データを人手で解析し、工程の改善に活かしている。ただ、化学反応を伴うゴム製品の製造は良品条件を割り出すのが難しい。同社は蓄積した改善データなどをAIに学習させ、将来的にはAIが工程改善を指南するシステムを国内外の工場に導入したい…