スズキの100周年記念ロゴ

 スズキは15日、創立100周年を記念しロゴマークを制定した。特徴的な「00」の形はタイヤのモチーフに加え、無限大(∞)の意味も込めた。ブルーの3本ラインは、二輪車と四輪車、船外機の各製品を表現している。同日から記念サイトを開設し、順次、情報発信も行っていく。

 鈴木修会長と鈴木俊宏社長は連名で「創業者から受け継がれる『お客様の立場になって』という変わらぬ想いをスズキグループ全社員が改めて抱き世界中のお客様に価値ある製品をお届けできるようなお一層努力してまいります。そして101年目となる本年はさらなる業績向上を目指して全社一丸となって取り組んでまいります」とコメントした。

 スズキの前身の「鈴木式織機」は1920年3月15日に創立。その後、織機から二輪車、四輪車、船外機に進出。四輪車では日本初の量産軽自動車「スズライト」をはじめ「アルト」などで軽市場を開拓。インドではシェア5割を確保するなど世界に業容を拡大している。