車体部品の生産だけでなく、設計提案を目指すフタバ産業(岡崎工場)

トヨタ自動車グループ内で事業再編とは別の「ホーム&アウェイ」が静かに進んでいる。系列サプライヤーが設計から生産まで業容を広げ始めたのだ。フタバ産業はモデルベース開発(MBD)を手がける開発部隊の育成を急ぐ。愛知製鋼は鍛造後の工程受注を目指し、子会社事業の一部を内製化した。ただ、グループ外や外資も開発力やコスト競争力を武器にトヨタとの取引拡大を狙う…