ホンダは2月27日、国内でも新型コロナウイルスの感染が拡大しているのを受けて2月28日から3月13日まで、東京地区オフィスで働く従業員約2000人を原則、在宅勤務とすることを決めた。

東京・青山など、東京地区のオフィスで働く従業員は通勤電車や駅など、新型コロナウイルスの感染リスクが高くなる混雑を避けられないと判断、約2000人の従業員について原則、在宅勤務とする。2月28日から3月13日までで、3月14日以降は状況を見た上で判断する。

また、管理業務や開発業務など、業務の特性上、在宅勤務が可能で、フレックス制が適用されている埼玉県の和光、朝霞地区オフィス、研究所で働く従業員約2万8000人については「在宅勤務の利用を推奨」とする。

一方、青山本社ビルにある「ホンダ・ウェルカムプラザ青山」は消費者の安全・安心を考慮して、2月29日から3月13日の間、臨時休業する。このため、新型「フィット」の発売に合わせて開催している「ここちよさ展」は2月28日で終了する。