トヨタ自動車は、2021年4月から賃金制度を見直す。一般社員に加え基幹職、幹部職の管理職層も対象とする。人事評価に応じた配分を増やす方向で、労使が1年かけて新賃金制度や評価のあり方などを協議する。評価により差がつく体系へのシフトは昨年、会社側が提案したが組合が難色を示し、従来年間協定していた一時金交渉が秋までもつれた経緯がある。今回は組合側も容認…