三菱自動車が2月27日に発表した2020年1月の生産・販売実績によると、グローバル販売台数は前年同月比15.5%減の8万5777台と7カ月連続マイナスだった。

国内販売はeKスペースやエクリプス・クロス、アウトランダーPHEVなどの販売が低迷し、同19.7%減の6825台だった。中国販売は春節の休暇の影響で同26.3%減の9578台と大幅マイナスとなった。アジアでは、エクスパンダーを投入してから1年が経過して新型車効果が薄れたインドネシアが同24.7%減の8461台、タイが同12.7%減の6003台だった。

世界生産は同9.1%減の10万7766台と5カ月連続でマイナスとなった。国内生産が同6.8%減の4万8659台と6カ月連続マイナスとなった。海外生産ではタイが同7.3%減の3万0616台、中国が同6.3%減の6902台だった。インドネシアは在庫調整している影響で同16.8%減の1万5849台だった。