ダイハツ工業が2月27日に発表した2020年1月の生産・販売実績によると、「ロッキー」の販売が好調だったことから、国内生産が前年同月比4.6%増の8万3562台と、1月として過去最高となった。

海外生産はインドネシアが市場低迷の影響から同11.5%減の3万7385台と4カ月連続のマイナス、マレーシアが春節の休暇で稼働日が少なく、同17.4%減の1万7968台と3カ月連続マイナスとなった。グローバル生産は同3.5%減の13万8915台と、4カ月連続マイナスだった。

グローバル販売は同13.2%減の7万9621台と4カ月連続マイナスとなった。国内販売はロッキーの効果で登録車が好調だったものの、主力の軽自動車がミラ・シリーズ、ウェイク、タントなどの販売が減少したことから同14.1%減の4万7486台と落ち込んだ。

海外販売はインドネシアが同10.4%減の1万4582台と12カ月連続減、マレーシアが同13.2%減の1万7547台と3カ月連続減と不振だった。