マツダが2月27日に発表した2020年1月の生産・販売実績によると、グローバル販売は国内、中国、欧州で販売が低迷し、前年同月比9.5%減の11万1715台で、2カ月ぶりにマイナスとなった。

米国販売はSUVの販売が好調で同17.8%増の2万3621台と好調だった。国内販売がCX-5などの販売が低迷し、同8.6%減の1万5179台と、2カ月ぶりにマイナスとなった。中国は春節の影響で稼働日が少なかったことから同8.2%減の2万0963台と3カ月ぶりにマイナスとなった。欧州はCX-3の販売が落ち込み、同26.2%減の1万5588台だった。

グローバル生産は同0.1%減の12万6060台と、ほぼ横ばいだった。国内生産はCX-5やマツダ3、マツダ6が減って同8.3%減の8万1878台だった。タイはマツダ2やCX-3が落ち込み、同35.3%減の7585台と大幅減だった。

中国は委託生産している第一汽車の工場がライン改修前に増産したことから同1.9%増の1万7049台と前年を上回った。メキシコは、マツダ3、CX-30の増加で同33.4%増の1万9548台と過去最高となった。