クルマ好きな友人の話。毎日、通勤でハンドルを握っているが、ある時、ふと周囲のクルマより自分のペースが相対的に遅いことに気づいたという。と言っても高齢ドライバーのように後続車を塞ぐほどではない。ロジカルな彼は「おそらく周囲より時速5キロほど遅いと思う。俺が快適だと思う速度が下がってきたのだろう」と話す◆老いは誰にでもくる。しかも少しずつ。視力の衰え…