好材料と不安材料が同居する今後の市場環境では、販売の強化や新たな施策を始めることが喫緊の課題となる

中小の中古車事業者を取り巻く環境が先行きの不透明感を増している。2019年10月に消費税が10%に引き上げられて以降、消費マインドの低下などによって小売市場が冷え込んだほか、新車販売の低迷によって流通量が停滞し、事業環境が悪化している。一方で、国による「サポカー補助金」が中古車も対象となるなど需要喚起によって今後の市場の回復を期待する声もある。中…