スバルは2月6日、トヨタ自動車が出資比率を引き上げたことからトヨタの「その他関係会社」になったと発表した。
スバルとトヨタは2019年9月27日、両社の提携関係を強化することで合意、これに基づいて2020年2月6日付けでトヨタはスバルへの出資比率を議決権ベースで16.8%から20%へと引き上げ、その他関係会社とした。

今後、スバルはトヨタがスバル株式を追加取得するのに要した費用と同額分のトヨタ株式を取得する。680億円程度になる見込み。

スバルでは、その他関係会社となることで「トヨタとの事業上の関係はより強固なものとなることが見込まれ、スバルの持続的な成長と中長期的な企業価値向上に資する」としている。

スバルはトヨタと2005年に業務提携して以降、段階的に連携を強化してきた。2019年6月にはスバルの四輪駆動システムとトヨタの電動化技術を使ったEV専用プラットフォームと電気自動車(EV)の共同開発で合意するなど、関係を深めている。