楽天は3日、中古車のインターネット販売に参入すると発表した。連結子会社の楽天カー(大﨑周二郎社長、東京都世田谷区)がネット通販サイト「楽天市場」に出店し、自社在庫を販売する。国内に1億ID以上を保有する楽天会員を基盤に、これまで普及が進まなかった中古車のネット通販市場を開拓する。

 楽天グループが直接中古車を小売りするのは初めて。3日に「楽天Car楽天市場店」を開設し、営業を開始した。初日の時点では初度登録から5年以内の車両8台を販売サイトに掲載。購入者には楽天のサービス利用で付与される共通ポイント「楽天スーパーポイント」も付与する。

 販売する車両には、すべて1年保証を無料で付与するほか、別料金で2年、3年保証も用意した。立ち上がりは、仕入れから販売までのすべてを楽天カーが行う。当面は自社による直販に注力する考えだが「将来的には既存の中古車事業者とのパートナーシップも検討していきたい」(広報担当者)としている。