熊本県内のバス事業5社は1月27日、熊本市を中心とする熊本都市圏での路線バス事業を共同経営することで合意した。系列を超えた複数のバス事業者による共同経営は全国初の事例となる。近年輸送人員が伸びて経営が好調な大都市部に比べ、地方の事業者の多くは乗客減少と運転手不足の結果、慢性的な赤字体質に苦しむ。今回の熊本の取り組みは、単独での生き残りが難しくなり…