三菱自動車が1月30日に発表した2019年暦年の生産・販売実績によると世界販売台数は前年比0.5%増の122万5283台と、小幅ながら3年連続で前年を上回った。

国内販売はアウトランダー/PHEVやeKスペースシリーズの販売が低迷して同1.1%減の10万3488台とマイナスだった。ただ、エクリプス・クロスが伸びたタイが同4.4%増の8万8244台、中国が同1.8%増の14万2309台となるなど、海外販売が順調だった。

世界生産台数は同5.9%減の136万8599台で3年連続マイナスだった。国内生産はRVR、エクリプス・クロス、アウトランダーなどが低迷し、同8.4%減の61万9464台と3年ぶりにマイナスに転じた。海外生産では、タイがトライトンの不振で同9.5%減の34万8439台と落ち込んだ。中国はアウトランダーの不振で、同11.9%減の12万6555台と2ケタのマイナスとなった。