帝国データバンクは、新型コロナウイルスの感染が拡大している中国湖北省武漢市に進出が判明した日系企業が199社だったと発表した。

帝国データバンクが保有する企業概要データベース、信用調査報告書ファイルや公開情報などを基に、現地法人や関係・関連会社の設立・出資、駐在所、事務所設置などを通じて、武漢市への進出が判明した日本企業を抽出した。

湖北省に進出する日系企業は229社で、湖北省に進出する企業の8割超が武漢市に集中している。

武漢市に進出する企業の業種別では「製造業」が最も多く92社と、全体の46.2%を占める。次いで「卸売業」の38社、「サービス業」の28社と続く。細分類では、「自動車部分品等製造」が23社で最も多い。ホンダ、日産自動車それぞれの中国企業との合弁の完成車拠点があるため。