松田 重次郎

マツダの100年を振り返ると、1920(大正9)年から77(昭和52)年までの前半は創業家の松田一族が経営を行った時代。77年から2020(令和2)年までの後半は非同族経営となり、マツダ、通商産業省、住友銀行、米フォード・モーター出身者が経営を担った時代に分けられる。実質的な創業者である松田重次郎は、44歳でマツダの前身の東洋コルク工業を創立した…