私的整理手続きの1つである事業再生ADRの申請や事業再生ファンドのジャパン・インダルトリアル・ソリューションズ(JIS)からの出資受け入れ、そして約30年トップだった信元久隆前会長兼社長の退任と、曙ブレーキ工業を取り巻く状況は昨年1年で大きく変化した。主力の北米事業の失速で事業・拠点ともに縮小が避けられない厳しい状況の中、早期の業績回復に向けた次…