車種ラインアップの穴を効率的に埋め、多様な顧客ニーズに対応するためにOEM(相手先ブランドによる生産)車を活用する動きが広まっている。国内自動車メーカーではホンダを除く11社が何らかの形でOEM供給の提携を結んでおり、特に軽自動車や商用車ではメーカー間の商品補完が進んでいる。OEM車が増える背景には、電動化や自動化といった次世代技術への対応で積み…