各メーカーが水性塗料や環境対応製品のラインアップ拡充で売り上げ維持を図る

塗料メーカー各社が、縮小の続く国内自動車補修用塗料(自補塗料)市場の中でさらなる成長を目指し、さまざまな戦略を打ち出している。日本塗料工業会(毛利訓士会長)の調べによると、自補塗料市場は1989年には約450億円だったが、2017年度には300億円を下回って30年ほどの間に漸減した。今後は先進運転支援システム(ADAS)を搭載した車の普及に伴う衝…