9月の登録車の販売台数は前年同月比12.8%増の34万7706台と3カ月連続プラスだった。日産、スバル、日野、いすゞを除いて前年を上回った。新型車の3ナンバーシフトで小型乗用車は低迷してきたが、同8.5%増と、10カ月ぶりに前年を上回った。貨物車も同10.0%増の4万6180台と好調だった。

9月の軽自動車販売は同13.2%増の20万0503台で、2カ月連続で前年を上回った。統計開始以来、過去2番目の水準で、全ブランドがプラスとなった。タントやジムニー、デイズ、N-BOX、ハイゼットなどの販売が伸びた。乗用車は同14.1%増の15万8576台、貨物車が同10.2%増の4万1927台だった。

2019年度上半期の登録車販売は同5.2%増の165万9740台と、2年ぶりに前年を上回った。乗用車が同4.6%増の142万0612台、貨物車が同9.1%増の23万2575台だった。

軽自動車販売は同6.2%増の96万1730台と3年連続プラスとなった。完成検査問題の影響で生産ラインのペースを落としているスズキが同4.0%減の27万2866台で、3年ぶりにマイナスとなった。シェアは28.4%だった。ダイハツ、ホンダ、日産は2桁のプラスとなった。