トヨタ自動車は20日、「ランドクルーザー」シリーズの累計販売が1千万台を超えたと発表した。悪路に強く、整備性に優れるラダーフレーム構造で中近東を中心に根強い需要があり、初代モデル「トヨタジープBJ型」が1951年に発売されてから68年後の大台達成となった。現在は170カ国・地域で販売され、昨年の販売実績は約37・9万台。来年には全面改良され、ハイブリッド車も加わる見通しだ。

 トヨタ車で累計販売が1千万台を超えたのは「カローラ」(2013年9月に4千万台)、「カムリ」(17年5月に2千万台)、「ハイラックス」シリーズ(18年12月に1800万台)に次いで4車種目となる。