地球温暖化防止に向けた政府の長期戦略の基本的な考え方を議論する有識者懇談会が2日、提言をまとめた。2050年までに80%の温室効果ガス排出削減という目標に加え「今世紀後半のできるだけ早期に脱炭素社会の実現を目指す」との文言を盛り込み、カーボンフリー化への姿勢を鮮明にする。目標達成に不可欠な技術革新を官民で進めるとともに、日本発の環境技術を国際展開…