「なんとしてでも勝ちたいですね…」初場所終盤の何日目だったか、玉鷲がいまだ勝ったことのない白鵬戦に思いを馳せ、静かなる闘志を見せた言葉が印象的だった◆平成最後の両国国技館での本場所は、横綱白鵬が独走で余裕の優勝を飾ると思われた。ところが11日目から予想もしない3連敗の末、玉鷲の初優勝で幕を閉じた。同じ日に次男誕生という、二重の喜びも話題になった◆…