2015年の東京モーターショーに出展した「スポーツライドコンセプト」

ヤマハ発動機が独自開発を進めていた四輪車事業への参入を断念した。モビリティ事業の可能性を広げるために四輪車事業への参入を夢見たものの、現実的には専用構造フレームの技術的な問題に加えて、事業そのものの採算性が見通せないことが大きな障害となり、参入を断念せざるを得ない状況に至った。さらにシェアリングサービスの台頭など四輪車市場自体の価値観の変化も引き…