「世界知的所有権機関(WIPO)が運営する国際出願制度は3カ国に増えており、同時に大幅な効率化も実現した。業務の電子化を先頭に立って進められたガリ事務局長のリーダーシップに敬意を称したい。(日本が拠出する)ファンドはここ30年間、途上国が知財制度を整備するのを助けてきた。発展著しい途上国は知財を活用したビジネスに広がっている。中小企業や途上国も含…