光岡自動車(光岡章夫社長、富山市)は22日、都内で10年ぶりに全面改良した新型「ヒミコ」を発表し、23日に発売した。先代のフォルムを踏襲しつつ、フロントオーバーハングを延長する一方で、ホイールベースとリアオーバーハングを短縮。フォルムに抑揚をつけ、形状をより複雑にした。ボディーバランスを整え、前後重量を見直したことで48対52のほぼ均等な配分を実現した。

 新型ヒミコは現行のマツダ「ロードスター」をベースとしている。フロントアンダーカバーとフェンダーサイドパネル内部は翼断面形状に変更し、高速域での操縦安定性を高めている。

 また発表会で、2018年内にシンガポールと香港に販売代理店を設置すると明かした。現在、イギリス、バングラデシュ、マカオ、マレーシア、モナコの5カ国6拠点に販売代理店を構え、08年に発売した初代ヒミコは海外販売で累計販売台数の4割に当たる113台を販売した。中長期的には海外販売が国内販売を上回るとみており、販路を広げ販売台数のさらなる上積みを狙う。

 新型ヒミコの価格は497万8800円(消費税込み)から。