石油元売り大手コスモエネルギーホールディングスの連結子会社で、樹脂製品の原材料を製造・販売する丸善石油化学(鍋島勝社長)は、プロピレンなど21品目で、納入先と契約した一部の試験・分析を行わずデータを捏造して出荷したと発表した。数量ベースでは、同社の販売量の約3割に相当する規模。出荷先は自動車関連を含む121社になる可能性がある。3日に都内で会見し…