中国・明代の学者、馮應京は約500年前に「一日の計は晨にあり、一年の計は春にあり、一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり」と記した◆「一年の計は元旦にあり」の原典とされるこの一文を盛り込んだ「月令広義」は中国の伝統的な年中行事や儀式、しきたりなどを解説する。何事も最初の行動が肝心で、真面目に取り組めば一日、一年、一生が好転するはずと中国の長い歴史…