2012年の「労働経済白書」によれば、未就職者が卒業生の3割以上を占める大学の、一番の増加理由は「学生の職業観、職業意識の欠如」でした。また社会学者の宮本みち子氏は「若者が無縁化する」(ちくま新書、2012年)の中で、社会的に排除されやすいタイプの1つに「労働市場に対する受身の態度」をあげています。ではその職業観は、どうすれば身に付くのでしょう。…