国土交通省は貸し切りバス運転手不足の解消策を検討するため、昨年12月から繁忙期が異なる地域のバス事業者同士で運転手を融通する実証実験を始めた。全国7事業者4グループが実験に参加し、準備が整い次第、人員に余裕がある事業者が繁忙期を迎えた事業者に運転手を派遣する。同省では実験を通じて浮かび上がった課題を基に、全国展開や本格運用の実現性を探ることにして…