2017年度の決算発表や株主総会のタイミングに呼応して、石炭火力発電に対する逆風を示す発表や報道が相次いだ。例えば、三井住友銀行はCO2排出量が大きい石炭火力発電事業向けの融資について、発電効率の良い方式(蒸気圧240bar超かつ蒸気温593℃以上またはCO2排出量が750g/kWh未満と定義)に限って実施する旨を明らかにした。みずほフィナンシャ…