産業技術総合研究所(中鉢良治理事長)は、染色加工を手がける岐セン(岐阜県瑞穂市)や自動車部品メーカーとともに、自動車内装用の新たな木質パネルを開発した。従来の木質パネルよりも木材の使用量が増えたほか、汎用プラスチックを使ったものよりも硬度や強度が高まったという。汎用品並みにコストを引き下げていき、数年以内の実用化を目指す。これまでも木目調のパネル…