ルノー・日産アライアンスが誕生した1990年代の後半は、“世紀の大合併”とはやされたダイムラー・クライスラー(98年)、フォードによるボルボ買収(99年)、ゼネラル・モーターズ(GM)の富士重工業への出資(同)など、大型提携・再編劇が相次いだ。すでに環境技術の重要性が認識され、巨額の投資を回収するためには生産規模がモノを言うとの意味で「400万台…